本学会は1961年に長野らにより始められたウイルス抑制物質研究会に端を発しており、その後、日本インターフェロン研究会を経て、1998年より現在の「日本インターフェロン・サイトカイン学会」と改名しました。
さらに、2023年5月26日より、MMCB(マクロファージ分子細胞生物学研究会)と統合し、日本サイトカイン学会(Japanese Cytokine Society; JCS )として再出発いたしました。
当初は研究対象がインターフェロンに限られていましたが、現在はインターフェロンを含む全てのサイトカイン、及びその関連領域の研究ならびに応用の進歩発展に寄与することを目的としています。
国際インターフェロン・サイトカイン学会(ICIS)日本支部としても活動しており、各種の委員を派遣すると共に、過去2回のICIS会議を日本に招致しています。 また、インターフェロンなどサイトカインの国際標準品を設定する、WHOの生物薬品専門家会議にも代表を派遣しています。
歴代会長
1961年「ウイルス抑制物質研究会」会長 長野泰一先生
日本インターフェロンサイトカイン研究会を経て
1998年度-2002年度 初代会長 今西二郎 (京都府立医科大学、医学研究科 教授)
2003年度-2007年度 会長 岩倉洋一郎 (東京大学医科学研究所 教授)
2007年度-2010年度 会長 松島綱治 (東京大学大学院医学系研究科(医学部) 教授)
2011年度-2012年度 会長 中西憲司 (兵庫医科大学医学部 教授、学長)
2013年度-2016年度 会長 藤田尚志 (京都大学ウイルス研究所 教授)
2017年度-2020年度 会長 高岡晃教(北海道大学,遺伝子病制御研究所 教授)
2021年度-2023年度 会長 吉村昭彦(慶應義塾大学医学部 教授) 2023年より初代日本サイトカイン学会会長